住環境をアドバイス!

高齢者の快適な住まいをコーディネート♪

需要が幅広い!福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは民間の資格ではありますが、高齢者や障がいのある方に対して、快適に暮らせる住環境を提案するアドバイザーとして重要な役割を果たします。

たとえば建築士やケアマネージャーといった専門職との連携を図ることで、お風呂場やトイレの手すりなどの設置場所の提案をしたり、車椅子でも移動しやすいようスロープをつけるというように、安心して暮らせる住環境をコーディネートします。

段差の解消や手すりなどの設置の提案も勿論ですが、介護ベッドや車椅子などの福祉用具から介護用品に至るまでアドバイスしたり、使用方法や色々な施策情報などもアドバイスするのが仕事です。

介護保険を利用して住宅を改修する際には、住宅改修費支給申請書が必要になるのですが、申請書に理由書を添付して自治体へ提出するには、専門的な国家資格を所持していなければなりません。

基本的にはケアマネージャーや理学療法士などがおこないますが、福祉住環境コーディネーターの場合だと2級以上の資格を取得していることで自治体によっては理由書の作成も可能となります。

個人の住宅は勿論のこと、ケアハウスやグループホームなどの介護施設に対するアドバイスを求められることもあります。

福祉住環境コーディネーターの資格を所持していれば、福祉だけでなく建築系など他業界でも幅広く活躍出来ます。単独での資格所持よりも介護や建築などに携わる専門職の方が資格を取得すれば、更に資格を活かすことが可能でしょう。

福祉環境コーディネーターについて更に詳しく知るなら、こちらにも参考になることが書かれているのでチェックしてみてください。